近所でのこと
暗くなってから霊が現れやすい
見えやすいのはあたりまえ。
昔は闇も
今よりずっと深く
闇の色の喩えとして
紫の闇なんて言ってた位ですから
平安時代や江戸時代にかけて
「もののけ」
の類が多かったのも頷けますよね。
そういうものは人の
恐怖心から生まれるものだから・・・
ちょっと横道に逸れましたが本題へ。
案外ゾッとするのは
明るい時にはっきり見えちゃったりする方が
ドキッとします。
これはごく最近、
私の散歩コースで見えちゃった話です
もう今は相談受けたりもしてないけど
見えたり感じたりは
生まれ持ったもので
いまでもあるんですよね。
私の近所に
結構いい値段のマンションがあって、
そこには最近まで普通に人が住んでらして
広いベランダに子供の遊具がたくさんあって、
窓にはミッキーのシールが
沢山はってある
いい感じの家(シールがいいって言ってるんじゃないけど)
だったんですけど。
ふと久しぶりに
その近くを歩いたらピリッときたもんで
ふとその家を見たんです。
そしたらシールも何も無く、
ベランダもガランとして、引っ越した後のようでした。
カーテンも無いので
中の様子が少し見える状態で、
よく見ると中に人がいます。
人がいるんですがぼやけて顔がはっきりしないんですね、
おまけに天井に近いとこを歩いてらっしゃる。
ショートカットの中年位の婦人でした。
なんかあちこち移動して
誰かを探してるように見えました。
ひょっとしたら
そこの住人が引っ越したのを知らなかったみたいです。
きっと話を聞くことは簡単やと思いますが
なんせ今は普通に暮らしている身なので
興味本位で話しかけるのもなんなので
そのままにしていました。
たいがい相手も
自分を感じ取ってくれるか否かは分かるようで、
その夜家にそのご婦人はいらっしゃいました。
私は冷たいかなと思いましたが
最後まで知らない顔をしました。
どこに行ったか知らないし、
探してあげる事もできないからです。
例えは悪いかもしれませんが
捨て犬を中途半端にかまうのは
犬が返って可哀そうなのと一緒だと思うから。
未だに何度か家にいらっしゃいますが私も相変わらずです。
話を聞いて下さいと、
そればかり言ってらっしゃいました。
今晩も来るのかなあ
なんて思いながら床についている毎日でした。
その家にも11月位に新しく
入居者があったようで
今はあのご婦人もいらっしゃいません。
そのまま新しい家族とあそこで
暮らしてるってことは無いでしょうがね
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